2020年1月8日稲垣潤一東北サポート基金運用ご報告

2020.03.31 宮城県名取市立第二中学校からお礼の手紙が届きました

春麗の候、貴殿におかれましてはますますご健勝のことと拝察いたします。
　このたびは本校の子供たちに対しまして、心温まるお励まし、ご支援をいただき、誠
にありがとうございました。生徒並びに教職員一同、心より感謝申し上げます。
　本来であれば、貴殿に直接お目にかかって生徒たちと共に御礼を申し上げるべきところ
ではございますが、お忙しい御身と聞き及んでおりますので、甚だ恐縮ではございますが、
まずは本礼状にてのご挨拶となってしまったことをお詫び申し上げます。
　また、本年１月に貴サポート基金から新しい楽器と本校が所有する既存楽器の修理のご
支援をいただきましたことに、もっと早くに謝意を述べるべきところを、このような時期
になってしまった非礼をお許しください。
　さて、ご支援いただいた楽器を手にした吹奏楽部の生徒たちは、心温まる支援に感謝し
ながら来年度のコンクールに向けて決意を新たに活動を始めた矢先、今回の新型コロナウ
ィルスの影響で、部活動はもちろんのこと、未だに通常の教育活動が一切行われず、これ
までの教育現場で経験したことないような状況に陥っております。
　私たちは今、新型コロナウイルスという見えない脅威にさらされ、時には大切な生命が
脅かされる危険性にさらされながらも、今この時、この時代を一生懸命生きています。早
く学校に生徒たちの笑顔と明るい声が響き渡るときが戻って来ればと思い、一日一日を過
ごしております。
　このような状況下ではありますが、貴殿並びに貴基金をサポートしている皆様方からの
温かいご声援が生徒たちへの何よりの支えになることを私たちは強く感じています。どう
か、今後とも名取市立第二中学校を温かく見守って頂ける事をお願いいたしますと同時に、
貴殿のご健康と益々のご活躍をお祈りいたしまして御礼に代えさせていただきます。

令和2年3月31日

宮城県名取市立第二中学校　校長　木村啓

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陽射しが春めいてまいりました。稲垣様におかれましては、コンサートの最中
にあり忙しくお過ごしのことと存じます。この度、稲垣潤一東北サポート基金
を通して、楽器の寄贈や修理をしていただき大変ありがとうございました。名
取市立第二中学校は津波の被害はありませんでしたが、市内の閖上地区が甚大
な被害を受けました。東日本大震災から間もなく９年の月日が流れようとして
いますが、復興へ向けて一歩ずつ進んでいると感じています。被害の大きかっ
た名取市の予算も限りがあり生徒達の使っている楽器も老朽化が進み、修理し
きれないものがある状況の中での活動で生徒数が減っている中ではありますが、
部員数が徐々に増えており、今回の寄付を生徒たちも大変喜んでおります。
　復興に向けて中学生が元気に活動することで、地域の方々を元気付けられる
よう、日々支えてくださる方々への感謝の気持ちを音楽で表現していきたいと
思います。
　末筆ではございますが、稲垣様と稲垣潤一東北サポート基金を支えてくださ
っている方々のますますのご健康とご多幸をお祈りしております。

名取市立第二中学校　吹奏楽部顧問　高橋芳徳

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　この度は、ご支援本当にありがとうございました。
　これまで、うまく音が出ない楽器もありましたが、修理して
いただいたり、新しい楽器を寄贈していただいたりして、良い
音が出るようになり、部員も楽器を演奏するのがさらに楽しく
なってきました。
　私達名取市立第二中学校は、仙台市の南部に位置する、名取
市の学校で田んぼに囲まれた、生徒３５６名ののどかな学校で
す。二中吹奏楽部は２年生１０名、１年生１１名の２１名で全
員が仲良く、楽しみながら練習に励んでいます。
　日頃からお世話になっている先生方や親の会、地域の方々、
そして今回お世話になった稲垣潤一さんやファンの皆さんへの
感謝の気持ちを、私達の大好きな音楽で伝えていこうと活動し
ています。
　まもなく東日本大震災から９年という節目の日を迎えようと
しています。名取市や宮城で辛い思いをしている方々が少しで
も元気になってもらえるように、私達中学生が元気に活動して
いきたいと思っています。
　稲垣さんも、これからも音楽で日本中を元気にできるよう、
お体に気を付けて頑張ってください。

名取市立第二中学校　吹奏楽部部長　佐伯奏美

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